2011年06月21日
クライミング怪我とその進行。
2週間前の6月5日(日)に、ボストンより西にある岩場、「Crow Hill」の代表ルートの1つ、「Cro-Magnon 5.10」でグランド・フォールしました。
ナチュプロだが、1本目だけがボルトで、ルーフを越えたところにある(写真)。プリクリせず登って、クリップホールドで取るべき体勢がよく分からなかったので、かけずぶら下がって自分から落ちた。(後で1本目だけスタートが同じ隣の5.13を登る人にかけてもらって、RPを惜しくも最後の一手で逃したが関係のない話である。)
当日は何も感じず、翌日の月曜日は少しだけ左足のかかとがどうかなとふと思う程度で、それから何も異変を感じなかった。
火曜日はボルダー壁も行って、かなり歩いてたが、何もなかった。
1週間後の土曜日と月曜日に、それぞれ10キロ以上革靴で歩いたが、月曜日の夜は妙に左足が痛かった。
火曜日は普通で、あまり歩かなかったし。
水曜日はまたたくさん歩いて、超〜久しぶりにスラックラインもやった!ボルダー壁も行った。
しかし帰ったら、左足がもうかなり痛かった。
それでも、翌日の木曜日、また歩いて、スラックラインをやった。しかしスラックラインから落ちて、左足のかかとが地面に当たった。
痛くなって、その日もその次の日も、かかとを地面に当てて歩くことがなかった。
医師の考えでは、大した骨折はなかろうが、炎症があるだろうので、このしばらくは足を使わないように。そうしないと長期化して治るのに相当時間がかかると。痛くなくても。実際に今、痛くないし。痛かったら、さぞ使いたくないだろうが、痛くないのに天気がいいのに休みが取れるのにクライミング(ボルダー壁でさえ)に行けないなんて辛すぎる。
教訓は何だろう。最初痛くなったときに冷静に判断して、特に長歩き・スラックラインといったかかと、足の裏に特に負荷をかける運動を控えておけば、炎症は悪化せず、クライミングくらいに支障を出さずに済んで、もう今ころは治ってるかもしれない。だが自分は「足が痛いくらいでやめるもんか、かまうもんか」という意識があまりにも強かったから、事態が悪くなった。
クライマーであれば、似たようなことがそのうち出てくるかもしれないので、ここに書いてみた。
heiki
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