5月26日、27日に丹沢の水無川流域に行ってきました。予定では初日に懸垂岩でトレーニングをし、2日目に新茅ノ沢を登る予定でしたが、初日はトレーニング後に戸沢右俣に行き、訳あって2日目は烏尾山〜塔ノ岳まで縦走しました。
まず1日目を報告します。
メンバー:峯尾、西村、小林、山下(大)
行程:静岡発(6:00)‐戸沢出合い駐車場着(8:30)駐車場発(未明)−新茅橋着(未明)−懸垂岩着、トレーニング(9:30〜)懸垂岩発(未明)‐戸沢出合い駐車場着(未明)駐車場発(13:30)‐戸沢に入渓(未明)‐戸沢右俣に入渓(未明)−仲尾根上着(17:40)、下山開始(17:50)‐戸沢出合い駐車場着(未明)、幕営
二周連続で水無川にやって来た。岩登りのトレーニングをするために懸垂岩に向かった。
懸垂岩
懸垂岩は人でごったがえして利用できそうもなかったので、岩から少し離れたところでロープワークの練習をしながら、懸垂岩から人がいなくなるのを待った。しかし、お昼を過ぎても人がまったく減らないので、急遽予定を変更して沢に行くことにした。駐車場に戻り、話し合って、戸沢の右俣に行くことにした。戸沢に向けて出発した。
戸沢に向けて出発
戸沢に入渓して、少し進むと大きな堰堤が連続して現れたので右岸から迂回した。堰堤を超えると、ゴーロとなる。ゴーロがしばらく続くが、途中で水量が減り、まるでガレ場のようになる。
水量の少ないゴーロ
ゴーロをしばらく進むと二俣が現れる。ここは右俣に行く。さらに進むと落差10メートル弱の滝が現れる。この滝は左岸のルンゼから巻けそうだが、西村のリード練習を兼ねて直登を試みる。
落差10メートル弱の滝
滝をリードする西村
しかし、登攀中西村が突然フォールし、途中で打ったハーケンも抜けて地面に落ち、西村は戦意喪失。さらに、西村がフォールした際に西村と僕が接触し、僕の左腕が打撲してしまった。幸いにも西村は無傷だった。
直登はあきらめて左岸のルンゼを登る。ルンゼを登り切り、懸垂下降で沢床に降り立つ。
左岸のルンゼ
さらに進むと、チョックストーンのある滝が現れる。ここは右壁から越える。
チョックストーン滝
滝を超えたところで空が暗くなり始めたので、ここから仲尾根を登り登山道を目指す。途中で藪こぎをしたが、問題無く仲尾根の登山道に着いた。
藪こぎ、登山道を目指す
登山道着
戸沢出合いに向けて、仲尾根を下った。
仲尾根を下る
西村が滝の登攀中に突然フォールしたのは、おそらく岩が剝がれたからだろう。滝表面の岩は安定しているようにはけっして見えなかったしありえることだと思う。
ところで、西村がトライしたのは水流の右だったが、水流の左も、右よりは少し難しいが登れそうに見えたし、岩も安定していそうだった。今回のようにラインが複数とれる場合はより安定していそうな所を登った方がリスクが少ないだろう。
また、西村がフォールした際にハーケンが抜けた理由についても気になる。
2日目(烏尾山〜塔ノ岳)に続く。
−峯尾
2012年05月31日
2012年05月22日
水無川流域・セドの沢左俣
期間:5/20
メンバー:CL峯尾、SL田中、小林、滝川、手塚、西村、佐々木(OG)
行程:
駐車場発(8:40)-水無川本谷F1着(10:00)-セドの沢に入渓(11:00)-セドの沢左俣出合い着(11:10)-F5着(12:00)-木の又小屋尾根上(未明)-木の又小屋着(未明)-小屋発(17:30)-駐車場着(18:40)-静岡着(未明)
水無川流域、2日目の報告。この日はセドの沢左俣を遡行した。
佐々木さんと合流して駐車場を出発。
水無川本谷F1。左壁を登る。
F1をフォローする手塚。
F1を超えるとセドの沢の出合いが現れる。セドの沢に入り、さらに左俣に行く。
左俣の小滝を登る田中。
F5全景。奥の滝は水流の右を登った。
F5をフォローする滝川。
トポではこの後に出てくる二俣を右に行くように書かれているが、我らは左に行った。
F5の後に出てくる二俣。右奥に見える滝はF7だと思われる。
滝を超えるのがめんどくさかったのでここは左に行った。
先に進むと高さ7〜8mの滝が現れたが、滝表面の岩が脆かったので、右岸から巻いた。
巻き道の岩も脆くて怖い思いをした。
巻き
気づいたら時間が無くなってきていたので、沢はまだ続いているが、滝落ち口から木の又小屋南の尾根に登ることにした。
尾根に登る。
木の又小屋に到着。ここから新大日経由で戸沢出合いに下った。
駐車場に到着。
遡行中はトポを見なかったので、最後は本流から外れてしまったが、滝が多くて楽しい沢だった。しかし、時間を忘れて遡行していて、結果的に最終下山時刻までに連絡係に連絡することが出来なかった。その点は反省している。
また今回の遡行では、滝を登る際には残置物を使わないようにしたが、ビレイアンカーだけは既存の物を使わせてもらった。次の沢ではビレイアンカーも含めて残置物に頼らずに登りたい。
-峯尾
メンバー:CL峯尾、SL田中、小林、滝川、手塚、西村、佐々木(OG)
行程:
駐車場発(8:40)-水無川本谷F1着(10:00)-セドの沢に入渓(11:00)-セドの沢左俣出合い着(11:10)-F5着(12:00)-木の又小屋尾根上(未明)-木の又小屋着(未明)-小屋発(17:30)-駐車場着(18:40)-静岡着(未明)
水無川流域、2日目の報告。この日はセドの沢左俣を遡行した。
佐々木さんと合流して駐車場を出発。
水無川本谷F1。左壁を登る。
F1をフォローする手塚。
F1を超えるとセドの沢の出合いが現れる。セドの沢に入り、さらに左俣に行く。
左俣の小滝を登る田中。
F5全景。奥の滝は水流の右を登った。
F5をフォローする滝川。
トポではこの後に出てくる二俣を右に行くように書かれているが、我らは左に行った。
F5の後に出てくる二俣。右奥に見える滝はF7だと思われる。
滝を超えるのがめんどくさかったのでここは左に行った。
先に進むと高さ7〜8mの滝が現れたが、滝表面の岩が脆かったので、右岸から巻いた。
巻き道の岩も脆くて怖い思いをした。
巻き
気づいたら時間が無くなってきていたので、沢はまだ続いているが、滝落ち口から木の又小屋南の尾根に登ることにした。
尾根に登る。
木の又小屋に到着。ここから新大日経由で戸沢出合いに下った。
駐車場に到着。
遡行中はトポを見なかったので、最後は本流から外れてしまったが、滝が多くて楽しい沢だった。しかし、時間を忘れて遡行していて、結果的に最終下山時刻までに連絡係に連絡することが出来なかった。その点は反省している。
また今回の遡行では、滝を登る際には残置物を使わないようにしたが、ビレイアンカーだけは既存の物を使わせてもらった。次の沢ではビレイアンカーも含めて残置物に頼らずに登りたい。
-峯尾
2012年05月21日
丹沢水無川流域(モミソ沢)
期間:5/19
メンバー:CL峯尾、SL田中、小林、滝川、手塚、西村
行程:
静岡発(5:30)-戸沢出合駐車場着(8:30)-駐車場発(9:00)-モミソ沢出合の懸垂岩着(未明)-懸垂岩で訓練(〜11:00)-モミソ沢に入渓(11:30)-F4着(13:30)-大倉尾根着(15:50)-駐車場着(17:20)
5/19〜5/20で丹沢・水無川流域に行ってきました。1日目の報告。
駐車場を出発
懸垂岩。この付近で訓練をした
モミソ沢出合い
入渓して間もなく
F4
沢の上部
大倉尾根着、ここから塔の岳方面に向かう
1128mの分岐。ここから戸沢出合いに下る
駐車場着
夜は焚き火を囲んだ
2日目(セドの沢左俣)につづく。
-峯尾
メンバー:CL峯尾、SL田中、小林、滝川、手塚、西村
行程:
静岡発(5:30)-戸沢出合駐車場着(8:30)-駐車場発(9:00)-モミソ沢出合の懸垂岩着(未明)-懸垂岩で訓練(〜11:00)-モミソ沢に入渓(11:30)-F4着(13:30)-大倉尾根着(15:50)-駐車場着(17:20)
5/19〜5/20で丹沢・水無川流域に行ってきました。1日目の報告。
駐車場を出発
懸垂岩。この付近で訓練をした
モミソ沢出合い
入渓して間もなく
F4
沢の上部
大倉尾根着、ここから塔の岳方面に向かう
1128mの分岐。ここから戸沢出合いに下る
駐車場着
夜は焚き火を囲んだ
2日目(セドの沢左俣)につづく。
-峯尾
2012年05月06日
新歓合宿 燕岳
期間:5月4日〜5月5日
メンバー:CL菅谷、SL峯尾、田中、蓮見、小林、滝川
5月4日 曇り/雨
静岡発(5:00)=中房温泉駐車場着(10:00)-駐車場発(10:40)-燕岳登山口(10:50)-第一ベンチ着(11:20)-第二ベンチ(1820m)着(11:50)-第三ベンチ着(12:30)-富士見ベンチ(2200m)着(13:40)-合戦小屋着(14:30)幕営
5月5日 曇り/雨
起床(3:00)合戦小屋発(6:20)-燕山荘着(7:10)-燕岳山頂(7:50)-北燕岳山頂(8:30)-合戦小屋着(10:20)雪上訓練(11:00〜13:30)-中房温泉駐車場着(15:10)=静岡(23:00)
3日の天気予報が悪かったので、入山日を一日ずらして出発した。
駐車場を出発
燕岳登山口
合戦小屋に到着。
2日目、合戦小屋を出発して燕岳に向かう。
燕岳
燕岳山頂、時間が余っていたのでこの後北燕岳に向かう。
北燕岳(手前)、山頂直下に雪壁が見える。
北燕岳直下の雪壁
北燕岳山頂
稜線からは槍ヶ岳が見えた。
合戦小屋に到着、この後歩行や確保の練習をした。
駐車場に到着、直後に雨が降ってきて間一髪だった。
この後、駐車場近くの有明荘の温泉に行った。帰りは渋滞につかまり、静岡には深夜に到着した。
燕岳だけでなく北燕岳にも登ることが出来た、充実した山行だった。
峯尾
メンバー:CL菅谷、SL峯尾、田中、蓮見、小林、滝川
5月4日 曇り/雨
静岡発(5:00)=中房温泉駐車場着(10:00)-駐車場発(10:40)-燕岳登山口(10:50)-第一ベンチ着(11:20)-第二ベンチ(1820m)着(11:50)-第三ベンチ着(12:30)-富士見ベンチ(2200m)着(13:40)-合戦小屋着(14:30)幕営
5月5日 曇り/雨
起床(3:00)合戦小屋発(6:20)-燕山荘着(7:10)-燕岳山頂(7:50)-北燕岳山頂(8:30)-合戦小屋着(10:20)雪上訓練(11:00〜13:30)-中房温泉駐車場着(15:10)=静岡(23:00)
3日の天気予報が悪かったので、入山日を一日ずらして出発した。
駐車場を出発
燕岳登山口
合戦小屋に到着。
2日目、合戦小屋を出発して燕岳に向かう。
燕岳
燕岳山頂、時間が余っていたのでこの後北燕岳に向かう。
北燕岳(手前)、山頂直下に雪壁が見える。
北燕岳直下の雪壁
北燕岳山頂
稜線からは槍ヶ岳が見えた。
合戦小屋に到着、この後歩行や確保の練習をした。
駐車場に到着、直後に雨が降ってきて間一髪だった。
この後、駐車場近くの有明荘の温泉に行った。帰りは渋滞につかまり、静岡には深夜に到着した。
燕岳だけでなく北燕岳にも登ることが出来た、充実した山行だった。
峯尾